コラム

アレルギー対策できる住環境のポイント

アレルギー体質の方やアレルギーに弱い方は、対策と予防をしっかりすることで、アレルギー発症を大きく抑制できるかもしれません。 アレルギーの原因となる要素は、主に食事、環境、ストレスの3つです。 今回は、環境面からアレルギーの対策と予防について考えてみたいと思います。

アレルゲンを取り除いた環境は清潔な空間となる

ダニ、ホコリ(ハウスダスト)、カビなどは、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支喘息などの原因となり得るので、ダニ、ホコリ(ハウスダスト)の除去や削減は絶対的に有効です。
ダニは、ホコリや食べ物の残りカス、ヒトやペットの垢や髪の毛をエサにしているので、ホコリを除くことはアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を取り除くことになりますし、清潔な住環境の一助となります。

床の掃除は最後で、特に念入りに行う

「お部屋の掃除」というと床をメインに考えがちですが、壁やカーテンにも細かいホコリ(ハウスダスト)がくっ付いているので、まずは棚の上やカーテン、窓のサッシ、エアコンのフィルターなどのホコリを落としてから床掃除に取り掛かりましょう。
絨毯やカーペットに掃除機をかける場合は、1平方メートルあたり20秒を目安に行います。
絨毯の毛は意外とヒトの垢や髪の毛が強く絡まっているので、しっかりと丁寧に掃除しましょう。
また、床やソファに掃除機をかける際、クッションやぬいぐるみを天日干しや乾燥機などで湿気を追い出しておくのもオススメです。

空気中のダニ、ホコリも取り除けるとベター

極めて細かいハウスダストは、空気中を漂い続けているため、これらに対応するためには空気清浄機が効果的です。
最近の空気清浄機は種類が豊富でPM2.5にも対応したものがあります。
ダニが好む環境は、室温20?25℃程度/湿度70%以上で、カビは温度5?35℃/湿度65%以上の環境を好みます。
そのため空気清浄機がない場合は、除湿機を使用するだけでもダニ予防&カビ予防になります。

タイトビルディングは構造的にチリダニが増えやすい

チリダニは、ヒトや動物の垢やフケなどの動物性タンパク質をエサにします。
人を刺して血を吸うわけではないので、家庭内でチリダニを簡単に確認する事は容易ではありませんが、ただアレルギーという形で私たちに存在を知らせることになります。
また、近年の住宅事情によって増えたタイトビルディング(鉄筋コンクリート製で窓が少ないといった密閉型の建物)は、構造的にチリダニが繁殖しやすいです。
しかしながら部屋の構造はどうしようも出来ないので、防ダニ機能やアレルギー対策されている衣類や布団を利用するのがオススメです。

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